共働き・子育て世帯にうれしい!来店不要・スマホで完結の「住宅ローン電子契約」とは?
共働きで子育てをしていると、普段は仕事と家庭のことだけで精一杯であり、他のことにまでなかなか手が回らないですよね。
休みの日も、子供が小さいうちは、どうしても子供の体調や気分などを優先せざるを得ない状況かと思います。
我が家も小学生と保育園児の子がいるので、平日はドタバタ、休日も今の時期は「かぜ」や「インフルエンザ」などが気になり、あまり出掛けたくありませんからね。
このような状況の中では、住宅ローンの相談や手続きに行きたくても、なかなか「重い腰が上がらない」ことと思います。
住宅ローンの相談や手続きは、なんだかんだで1時間~2時間はかかる上、1回で全て終わることはなく、相談から契約まで何度も足を運ぶことになりますので、小さい子供がいると大変です。
我が家も、今の住宅ローンに借り換えをする際、まだ3歳だった上の娘を連れて手続きに行きましたが、やはり2時間もの長時間じっとしていることは難しく、グズる娘をあやしながらドタバタで手続きしたことを覚えております。
しかし今、このような大変な思いをしなくても、自宅で簡単に手続きできる場合もあります。
それが「住宅ローン電子契約」というもので、パソコンやスマホ・タブレットがあれば、いつでもどこでもインターネットで契約までできてしまいます。
まだ、一部の限られた金融機関でのみ取り扱っておりますが、少しずつ利用できる金融機関が増えてきているようです。
今回は、この「住宅ローン電子契約」についてご紹介したいと思います。
「住宅ローン電子契約」の特長
住宅ローン電子契約は、契約書を電子化し、署名捺印の代わりに電子署名を利用することによって、インターネットで簡単に契約手続きができるものです。
電子契約のメリット
・「いつでも」「どこでも」契約できる
・収入印紙の費用が節約できる
・手続きにかかる期間を短縮できる
住宅ローンの電子契約は、インターネットを利用できる環境があれば、パソコンやスマホ、タブレットで簡単に手続きできます。
自宅でも外出先でも、自分のタイミングで手続できるのは、共働きの子育て世帯にとってはうれしいサービスですよね。
また、通常の住宅ローン契約の際は、金融機関とかわす金銭消費貸借契約書に2万円(契約金額1000万円~5000万円の場合)の収入印紙を貼る必要がありますが、電子契約の場合、法的に収入印紙を貼る必要がないため、2万円節約できることになります。
更に、契約書などの書類を郵送でやり取りする必要がないため、手続きにかかる期間を大幅に短縮することがきます。
手続の流れ
実際の電子契約の手続は、次のような流れになっております。
①金融機関の専用サイトにアクセス
②所定の審査完了後、電子署名用のパスワードが発行される
③電子化された契約書に電子署名・パスワード入力
④金融機関で確認し終了
実際の手続は、利用する金融機関によって多少異なると思いますので、各金融機関のサイトでご確認ください。
住宅ローン電子契約を扱っている主な金融機関は次のとおりです。
イオン銀行
https://www.aeonbank.co.jp/housing_loan/
みずほ銀行
https://www.mizuhobank.co.jp/retail/products/loan/housing/index.html
りそな銀行
https://www.resonabank.co.jp/kojin/jutaku/
じぶん銀行
https://www.jibunbank.co.jp/products/homeloan/
住信SBIネット銀行
https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i080101CT
アルヒ
ハウスデポパートナーズ
この他にも、どんどん取り扱い金融機関が増えてきておりますので、ご自身の利用予定の金融機関でも取り扱いがあるか、問い合わせしてみてください。
まとめ
子育て世帯で小さい子供がいると、急に子供の体調が悪くなったり、出掛ける準備に時間が掛かったりで、店舗に出向いて相談や契約というのは面倒で先送りにしてしまっている方も多いかと思います。
全ての手続がインターネットで完結するのであれば、「いつでも」「どこでも」相談や契約ができるようになり、今まで面倒で先送りにしていた方でも、マイホームの取得がグッと身近になります。
ただし、数千万円という高額な取引を、誰にも相談せずインターネットだけで簡単に契約できてしまうと、今後のライフプランや金銭的な面で生じる様々なリスクに目を向けないまま契約してしまうことになり、安易に契約してしまうと、すぐに返済困難に陥ってしまうことにもなりかねません。
電子契約を扱っている金融機関であれば、チャットなどで相談も「いつでも」「どこでも」できると思いますので、今後のライフプランも含めてしっかりと相談して、無理なく返済できる住宅ローン契約にしましょう。